こんにちは!
元小学校教員の「きりん」です。
国立の教育系大学院を卒業後、小学校教員として2年働きました。
今は少しでも同じ境遇の先生の助けになればと思いフリーランスとして活動しています。
本記事では、
教員になったけど、頑張り過ぎたのか疲れてしまって、辞めたいと思うようになりました。
教員を辞めたいと思ったときどうすればいいですか?
と言う悩みを解決する内容になっています。
教員に疲れて辞めたくなったら、することは2つだけです。
- 休憩する
- 転職を考える
本当にこれだけ。
僕は元教員で、当時、
- 100時間労働は当たり前
- 理不尽な保護者と上司
- 発達障害の児童がクラスに5人
という割と過酷な状況で働いていました。
なので、少しは信用して頂けるかなと思います。
本記事では、「教員は疲れた辞めたい」と言う問題を解決するために、上記の2つを深堀していきます。
記事を読み終えるころには、「教員は疲れた辞めたい」と悩むだけではなく、具体的に何をすればよいのか、どういった心持でいればよいのかが分かり、心が軽くなるはずです。
※最初に、教員に向いていない人の特徴について知りたい方は「【新卒小学校教師が感じた】教師が向いていない人の特徴と共通点10個」をご覧ください。
「教員は疲れた辞めたい…」と感じた人が読むべき記事。
- 休憩する
- 転職を考える
それでは上記の2つを深堀していきます。
【教員は疲れた辞めたい…】まずは休憩すべき
何はともあれ、まずは休憩しましょう。
今まで本当に頑張ったんでしょう。
あなたは今心身ともに疲れ切っています。
休職するもよし、定時に帰るのもよし、少なくとも休みの日は仕事をせずしっかりとリフレッシュしましょう。
管理職に少し休みたいと伝えるのも手です。
Googleで「教師 辞めたい」と検索することは、それくらい、重症だと言うことを理解しましょう。
具体的には以下のようなことでリフレッシュしていきます↓↓↓
- 趣味や好きなことに没頭する
- 友達や親に愚痴る
- 未来ではなく今に目を向ける
- ムカつくことを紙に書きまくる
- 泣く
- 一日中寝る
などなど、心や体がしたいと思うことをしたいようにさせてあげましょう。
僕は、心身ともに限界がきて、「もう無理だ」となった時、「風邪を引いた」と言って5日間くらい仮病で休みました。
今思えば、あの時休んでなかったら精神疾患になっててもおかしくなかったです。(笑)
その時お世話になった本を紹介しておきます。
表紙は胡散臭いですが圧倒的に良書なので買って損はないです↓↓↓
【教員は疲れた辞めたい…】少し余裕が出てきたら転職を考える
休憩して余裕が出てきたら、一度転職を考えてみましょう。
仕事には向き不向きがあります。
あなたがそこまで追い込まれているのは、仕事があなたに合っていない可能性が高いです。
【教員は疲れた辞めたい…】教員にこだわる必要はどこにもない
正直、教員にこだわる必要は全くありません。
もし教えることが好きなら、塾でもできますし、安定が欲しいなら市役所もあります。
子供と関わりたいなら、児童館や適応指導教室、自然の家などなど探せばいくらでも手はあります。
今の職場に居続ける意味はありません。
現に僕は小学校教員からフリーランスのブロガーとして楽しくやっています。
人間その気になれば何とかなるものです。
【教員は疲れた辞めたい…】人生は一度キリ
よく言う話ですが、人生は一度キリです。
下はスティーブ・ジョブズの言葉です。
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
僕なんかが言うよりスティーブ・ジョブズが言った方が重みがありますよね。
確かにわざわざ大学で資格を取って、教員採用試験も受けて就職した教員ですが、それにしがみついて今後の人生を棒に振るのはあまりにももったいないです。
あなたの経験は決して無駄にはならないです。
時には辞める勇気を出すことも必要です。
僕も、教員をしていたからこそ、この記事が書け、誰かの役に立っているわけなので本当に人生に無駄はないなと実感しています。
【教員は疲れた辞めたい…】辞める理由はどうでもいい
ここまで話すと、本当は心の底では辞めたいと思っていても、
- 「途中で投げ出すのはダメだ」
- 「人間関係が辛くて辞めるのはダメ」など、
「○○だからダメだ」と決めつけてしまう人もいますよね?
ですが、そんなことを気にする必要は一切ないです。
別に教員を辞めることを勧めているわけではないですよ…(笑)
僕が言いたいことは、何度も言うようですが、人生は一度キリです。
他人は気にせず、本当に自分がやりたいことをするべきだということです。
具体的な教員の退職理由については「教員を退職する理由【結論:強い意思があれば何でもOK】」を見てください。
ちなみに辞めるタイミングも関係ないです↓↓↓
「あなたは教員をいつ退職する?【結論:辞めたい時が辞め時】」
「常識とは、18歳までに積み重なった偏見でしかない」byアインシュタイン
【教員は疲れた辞めたい…】見通しを持つことが大事
転職するにしても、しないにしても、「こういう道もあるのか」と知っておくことは精神衛生上とても大切なのでご紹介しておきます。
【教員は疲れた辞めたい…】よくある仕事・転職先
教員のよくある就職先は
- 市役所・県庁
- 中学校・高校・特別支援など別の校種
- 学習塾
- 民間の教育系
こんなところです。
でもまぁ、他人の就職先は関係ありません。自分のやりたいことをやりましょう。
教員を辞めるための詳しい流れは「小学校教員を辞めたい!事前に知っておくべきことと円満に辞める方法」に書いてあるので本気で辞めたいと考えている方は見てください。
上記に挙げた就職先は抽象的なので、より具体的な見通しを持ちたい方は、転職サイトに登録すると良いです。
登録する転職サイトは企業登録数の多い大手がベストです。
- マイナビエージェント:言わずと知れた転職サービスです。具体的な企業名を知りたいなら登録必須です。
- マイナビジョブ20’s:もし20代で転職するならこちらも登録しておきましょう。よりサポートが厚いです。
【教員は疲れた辞めたい…】メリット・デメリット
「自分が本当にやりたいことをすべき」とは言っても、実際問題、生活が懸かっているので教員を辞めた時のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
【教員は疲れた辞めたい…】メリット
辞めるメリットは何といっても自由なところだと思います。
どこに勤めようが、どこに行こうが、何を食べようが、いくら寝ようが、すべて自由です。
文字通り「自分が本当にやりたいこと」ができます。
そして何より、精神疾患の危険性を回避できます。
余り知られていませんが、一度うつ病や統合失調症などの精神疾患にかかると、年月とともに症状は軽くなりますが、完治することは一生ありません。
【教員は疲れた辞めたい…】デメリット
逆にデメリットは安定を失うこと。
教員はなんだかんだ恵まれていて、給料も、社会的信用も、福利厚生も、すべて平均以上です。
教員をしている時は気づきにくいですが、辞めると実感します。
教員を辞めるメリット・デメリットをもっと知りたい方は「教員を辞めて良かったこと悪かったこと5選」を見てください。
まとめ:「教員は疲れた辞めたい…」と感じた人が読むべき記事。
上記を理解することで、「教員は疲れた辞めたい」と悩むだけではなく、具体的に何をすればよいのか、どういった心持でいればよいのかが分かり、心が軽くなるはずです。
最後にもう一度復習しておきましょう!
- まずは休憩すべき
- やりたいことをやって、心と体を休めましょう。
- 少し余裕が出てきたら転職を考える
- 教員にこだわる必要は一切ないです
- 人生は一度キリなので、本当にやりたいことをやりましょう
- 辞める理由はどうでもいい
- 世間体や言い訳はいらないです。
- 見通しを持つことが大事
- よくある仕事・転職先 → 公務員・民間の教育系
- メリット・デメリット → 自由、安定を失う
今は本当に辛いと思います。
ですが、無理にしがみつく必要はありません。
もっとあなたが輝ける場所はありますし、あなたはもっと価値のある人間です。
自分の心に従って、自分が本当にやりたいことをやりましょう。
もし途中退職に抵抗があるなら「教師を辞めたい!!教師の途中退職は無責任?元教師が徹底解説」をご覧ください。
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