「教員を退職すると決めたけどなんて言えばいいか分からない」
「退職したいけど、引き留められるのが嫌だ」
「できるかだけ円滑に退職したい」
そんな悩みを解決します。
記事のテーマは
です!
結論:強い意志があれば何でもOKです
ただし、理由によって必要な意思の強さが変わってきます。
退職するタイミングが知りたい方は「あなたは教員をいつ退職する?【結論:辞めたい時が辞め時】」も合わせてご覧ください。
退職の流れ
まずそもそもどのような流れで退職するのか確認しておきましょう。
- 校長先生または教頭先生に退職の旨を伝える
- 校長先生との面談
- 必要書類の記入と提出
- 退職の決定
おおよそこんな流れになります。
そして退職の理由を聞かれるのは
- 1の「校長先生または教頭先生に退職の旨を伝える」と
- 2の「校長先生との面談」です。
1ではそれほど詳しく聞かれませんが、2では詳しく聞かれることになります。
理由はどうあれ校長先生にほぼ100%引き留められますのでしっかり対策をしておきましょう。
退職流れを詳しく知りたい方は「教師を辞めるまでにしたこと」も合わせてどうぞ。
校長面談でどの様に引き留められるか
今学校は人手不足で、若い人材を求めています。
なのでどのような理由でも、校長先生はあの手この手で引き留めてきます。
事例として私の経験をお伝えします。
私は親の介護で退職したいという旨を校長先生に伝えました。
すると校長先生が「力になれるかもしれない」といって事務長先生を連れてきました。
校長先生が「事務長先生、親の住んでいる近くの学校に移動することは可能だよね?」と言うと
事務長先生が「はい、可能ですね。介護休暇もとることができます。」
と言って引き留められました。
校長先生は良かれと思って提案しているのですが、辞める意思が固まっているこちらとしては厄介ですよね。
私は、「親も、もういつ死んでしますかわからず、一緒にいる時間を大切にしたいので、一度退職して親の調子が良ければまた戻ってきたいと思います。」と言うことを告げました。
すると校長先生も「仕方ないか、、、」といったふうに納得してくれました。
このように校長先生は必ず引き留めてきます。
ですが、ここで折れてしまうとずるずると続けることになってしまいますので、しっかりと退職の意思を伝えましょう。
そして退職の意志を伝えると時に大切なことは、退職の理由です。
理由によっては、校長先生に論破されてしまいますよ!
教員を退職する理由
教員を退職する理由は人によって様々です。
ですが大きくポジティブな理由とネガティブな理由に分けられます。
ポジティブな理由
ポジティブな理由の例です。
- ブロガーの夢ができて、それを目指したい。
- スキルアップがしたい
- 高校生に教えたいことがある
- 実力主義の会社に身を置いてみたい
気づいた方もいるかもしれませんが、ポジティブな理由はすべて明るい未来を連想できます。
ネガティブな理由
ネガティブな理由の例です。
- 保護者との関係がうまくいかない
- 残業が多くて自分の時間がない
- クラスが荒れていて辛い
- 学校が遠くて通勤が難しい
ネガティブな理由は過去と現在のことですよね。
教員を退職するならポジティブな理由にするべき
ポジティブな理由とネガティブな理由、読んでいてどちらを応援したくなりましたか?
ほとんどの人がポジティブな理由だと思います。
それは校長先生も同じです。
また、ポジティブな理由を校長先生が解決することは難しいですが、ネガティブな理由は校長先生が解決することができてしまうことが多いです。
保護者との関係が良くないのなら、来年度は別のクラスに配属してもらえるでしょう。
残業が多いなら、仕事の少ない校務分掌をまわしたり、部活動の顧問を外してもらえるかもしれません。
ですので、もし、退職する意思が決まっているのであれば、ポジティブな理由を告げて辞めるようにしましょう!
ネガティブな理由でも退職することは可能ですが、強い引き留めにあい苦労することになります。
すべての理由はポジティブな理由に変えられる
どうしてもネガティブな理由しか思いつかない人もいますよね。
ですがすべてのネガティブな理由はポジティブな理由に変換することができます。
ネガティブとポジティブは表裏一体です。
- 保護者との関係がうまくいかない → 自分と向き合う仕事がしたい
- 残業が多くて自分の時間がない → 評価が成果や実力に比例する職場に身を置きたい
- クラスが荒れていて辛い → 一人ひとりにもっと向き合った仕事がしたい
- 学校が遠くて通勤が難しい → もっと仕事に打ち込みたい
ネガティブな理由を丁寧に紐解いていくと何が得意で何が不得意かが分かっていきます。
それをポジティブな言い方に変えてあげれば、簡単にポジティブな退職理由が考えられるはずです。
まとめ
「教員を退職する理由はどうするのが一番いいか?」
について書きました。
人によって退職理由はそれぞれですが、理由はどうあれ、自分の「退職する!」という強い意志があれば必ず辞められることがわかりました。
しかし、退職理由にはポジティブなものとネガティブなものがあり、ネガティブな理由だと強い引き留めにあう可能性が高いことも分かりました。
なのでネガティブな理由をポジティブな理由に変換することで、より円滑な退職が可能です。
校長面談さえ乗り越えれば、あとは流れでとんとん拍子に進んでいきますよ!
自分の退職理由を分析、ポジティブ変換して、明るい未来を迎えましょう!
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