こんにちは!
元小学校教員の「きりん」です。
国立の教育系大学院を卒業後、小学校教員として2年働いていました。
今は少しでも同じ境遇の先生の助けになればと思いフリーランスとして活動しています。
本記事では、
- 僕は30代の教員なんですが、今から転職は可能ですか?
- また30代で転職をするときのコツや
- 転職した際の年収・転職先にについても教えてください。
と言う悩みを解決する内容になっています。
実は、30代教員であっても転職は十分に可能です。
下の表を見てください↓↓↓
この表は年齢別の転職率です。
なんと30代の50%以上の方が転職を経験しています。
30代で転職と言うのは特に珍しいということは無く、とても普通なことです。
本記事では、30代で教員から転職する理由からその対処法、30代で転職するためのコツ、転職後の年収、転職者の体験談まで、30代教員の転職についてマルっとご紹介します。
記事を読み終えるころには、30代教員の転職がどのようなものか分かり、将来への見通しを持つことができます。
30代教員が転職する3つのコツ!年収・転職先は?全てマルわかり!
【30代で教員から転職する3つのコツ!】30代で辞めたい理由
30代で教員から転職する方は大きく2つの理由から転職されることが多いです。
- 精神的な理由
- 身体的な理由
この2つ
【30代で教員から転職する3つのコツ!】精神的な理由
- 30代になって急に校務分掌の負担が大きくなった。
- 生徒指導による精神的な負担が大きく続けられない
- このまま教員だけで終わりたくない
- 部活動や残業など時間的な拘束がきつい
30代教員で転職する理由としては、20代とは違い、溜まりにたまった疲労からくるものや将来を考えた末の決断が多いようです。
※精神疾患などで転職を考えている方は「教員がうつ病で休職してから転職する方法!内定までのステップ!」を参考にしてください。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】身体的な理由
- 部活動や普段の業務に体がついていかない。
- 妊娠を機に、パートなど融通の利く仕事に変えたい
- 持病や身体的特徴のため教員を続けられない
30代教員の身体的な理由の場合、元々体が強くなかった方や結婚や介護と言った身の回りの環境の変化が大きいようです。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】対処法
対処法はご存知の通り転職です。
30代まで耐えてきて、今更、付け焼き刃の対処ではどうにもなりません。
根本的な解決策が必要です。
それは環境を変えるということです。
そして環境を変えるには職場を変えることが一番です。
実際に転職した時のメリット・デメリットは「教員を辞めて良かったこと悪かったこと5選」を見てください。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】30代転職の3つのコツ
30代教員の転職のコツは3つあります。
- 早めに転職活動を始める
- 転職エージェントに登録する
- 徹底的に自分を掘り下げる
この3つ
詳しく見ていきます!
【30代で教員から転職する3つのコツ!】早めに転職活動を始める
30代で転職する場合、できるだけ早く転職活動を始めましょう。
30代で転職する人は多いと言えど、未経験の職種の場合、企業もできるだけ若い人材を欲しがります。
教員を辞める辞めないは後にしても、どのような選択肢も選べるように、企業分析や自己分析、転職エージェントの登録などできるところはできるだけ早くやっておきましょう!
【30代で教員から転職する3つのコツ!】転職エージェントに登録する
30代で転職する企業を見つける場合、必ず転職エージェントを選びましょう。
企業を見つける方法は他にも、「転職サイト」「ハローワーク」「求人広告」などがありますが、30代には不利になることが多いです。
なぜなら、転職サイトやハローワーク、求人広告は20代限定など限られた求人しか登録されていないことが多いからです。
一方、転職エージェントは一人ひとりに担当者が付き、一般的な求人には載っていない様なクローズドな企業を紹介してくれます。
登録する転職エージェントは大手がベスト
転職エージェントに登録する場合、企業との提携が多い大手のサービスを選ぶようにしましょう。
具体的には以下のようなものです↓↓↓
- マイナビエージェント:言わずと知れた転職サービスです。登録必須です。
- リクルートエージェント:ここも超大手です。非公開求人登録数がNo1です。登録必須です。
上記の2つは登録必須です。
※より詳しく転職エージェントについて知りたい方は「元教員が教える!教師におすすめの転職サイト・転職エージェント」をご覧ください。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】徹底的に自分を掘り下げる
次は、自分を徹底的に掘り下げることです。
- なぜ教員に就いたのか
- なぜ教員を辞めたいのか
- 将来はどうなりたいのか
- 好きなことは何か
- 興味のあることは何か
- どの大学・学部・専攻・分野を選んだのか
- その理由は何か
など、自分の人生について、過去・現在・未来に至るまで「なぜ」そのような選択をしたのかを考え、掘り下げていきます。
掘り下げることで、自分にピッタリ合う企業を見つけることができたり、企業側に、自分がどのような人間か的確に伝えることができるからです。
ここが疎かになると、企業もあなたを雇うメリットを感じてくれません。
分析方法の詳細は「教員が転職を成功させるためにするべき3つのこと!」を見てください。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】30代で転職は難しい?
30代で転職は難しい?の結論は、「難しくないです」
詳しく知りたい方は「教員の転職は難しい?【結論:難しくない】元教員が教える転職のコツ」をどうぞ。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】転職市場における価値
教員の転職市場価値は勤める業界によって大きく変わります。
具体的には、
- 塾
- 教育系の出版
- 教材開発
など教育に関わる業界では今までキャリアを活かせるので市場価値が高い傾向にあります。
特に塾は、講師として人気が出れば年収1000万も夢ではありません。
一方、その他の業界、
- IT企業
- 不動産
- 金融
- 物流
などは今までのキャリアを活かすことが難しいので、市場価値は下がってしまいます。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】転職後の年収
残念ながら、30代教員からの転職の場合、年収は下がる傾向にあります。
なぜなら、教員の給料は上場企業の平均年収を参考に設定されているため、民間企業よりも高給だからです。
- 日本の30代の平均年手は440万円
- 30代、公立教員の平均年収550万円
おおよそ100万ほど年収は下がると考えておきましょう。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】と言っても副業必須
先ほど100万ほど年収が下がると言いましたが、今は副業が当たり前の時代です。
2019年現在日本で副業をしている人の割合は、おおよそ11%
そして、副業に意欲的だと答えた人は、なんと41%にまで登ります。
今後さらに副業する人の割合は増えることは明白ですし、一般企業に勤めるならば副業は必須です。
副業で年100万は難しくない
しっかりと副業すれば年に100万稼ぐことははそれほど難しいことでありません。
公務員は副業禁止、残業代はほぼ0円ですから、差し引きを考えると年収は同じようなものかもしれません。
また、副業以外にもお金を増やす方法はいくつかあります。
以下の2つの本は、転職するしない関係なく読んでおくべきお金の本でとてもおすすめです。
どちらか1冊で良いですが、買って損はないです。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】転職体験談
僕の周りだけでも、教員から転職に成功した人は大勢います。
- 28歳男性 高校英語教員
- → 趣味が高じてボルダリングのジムインストラクター
- 56歳女性 高校家庭科教員
- → 鬱で休職後、フリーランス独立、食事療法の専門家に
- 34歳男性 小学校教員
- → もっとお金が欲しいと証券会社、営業に転職
僕自身、小学校教員を退職後、金融機関を中心に転職活動をして2つの企業から内定を頂きました。
結局、「自分が本当にやりたいこととは違う」と思いなおし、今はフリーランスのブロガーとして働いています。
【30代で教員から転職する3つのコツ!】おすすめの転職先
教員によくある転職先は、以下のようなところです↓↓↓
- 公務員
- 塾講師
- 小学校・中学校・高校・特別支援など別校種
- 民間の教育系
基本的に、安定&教育系が多い印象です。
詳しくは「教員の転職先はどこ?おすすめの転職先と転職を成功させる秘訣」をご覧ください。
まとめ:30代教員が転職する3つのコツ!年収・転職先は?全てマルわかり!
上記を理解することで、30代教員の転職がどのようなものか分かり、将来への見通しを持つことができます。
最後にもう一度復習しておきましょう!
- 30代で辞めたい理由
- 精神的な理由
- 身体的な理由
- 対処法
- 転職が最善
- 30代転職の3つのコツ
- 早めに転職活動を始める
- 転職エージェントに登録する
- 登録する転職エージェントは大手がベスト
- 徹底的に自分を掘り下げる
- 30代で転職は難しい?
- 転職市場における価値
- 業界によって変わる
- 転職後の年収
- 100万ほど下がる
- と言っても副業必須
- 副業で年100万は難しくない
- 転職市場における価値
30代での転職は不安なことも多いと思います。
ですが、自分のやる気さえあれば、決して難しいことではありません。
転職するしないは置いておいて、どの様な選択も取れるように今から出来る準備は始めておきましょう。
- マイナビエージェント:言わずと知れた転職サービスです。登録必須です。
- リクルートエージェント:ここも超大手です。非公開求人登録数がNo1です。登録必須です。
上記の2つは登録必須です。
※より詳しく転職エージェントについて知りたい方は「元教員が教える!教師におすすめの転職サイト・転職エージェント」をご覧ください。
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