こんにちは!
元小学校教員の「きりん」です。
国立の教育系大学院を卒業後、小学校教員として2年働きました。
今は少しでも同じ境遇の先生の助けになればと思いフリーランスとして活動しています。
本記事では、
教員の転職は難しいと聞いたんですが、本当ですか?
もし転職するなら転職のコツはありますか?
と言う悩みを解決する内容になっています。
タイトルからも分かる通り、教員の転職は難しくありません!
大学、大学院、教員退職後と3回転職活動をしていて、さらにファイナンシャルプランナーの資格を持っている僕が、なぜ教員の転職は難しくないのかをご紹介します。
本記事では、「教員の転職が難しいといわれる理由」「なぜ教員の転職は難しくないと言えるのかの理由」について丁寧に触れ、最後に「教員の転職のコツ」をご紹介します。
記事を読み終えるころには、教員の転職は難しいという不安が軽くなり、転職という自分の選択を前向きに考えられるようになります。
教員の転職は難しい?【結論:難しくない】元教員が教える転職のコツ
【教員の転職は難しい?】教員の転職が難しいと言われるゆえん
巷では教員は転職が難しいと言われています。
ではなぜ教員は転職が難しいといわれるのでしょうか?
その理由は4つあります。
- 成果主義の考え方が身についていないから
- コミュニケーションの質が違うから
- 転職のタイミングが限られているから
- 基本受け身
この4つ
下記に詳しく説明していきます。
【教員の転職は難しい?】成果主義の考え方が身についていない
教員は、公務員なのでいくら頑張っても給料は上がりませんし、逆にいくらサボっても給料は下がりません。
このような、給料体系が教員は成果主義の考えが身についていないといわれるゆえんです。
民間企業なら、自分の成果は自分の給料に影響しますし、最悪会社が潰れるという事態も起こります。
ゆえに、嫌でも成果主義が身につくというわけです。
【教員の転職は難しい?】コミュニケーションの質が違う
教員は子供と密にコミュニケーションをとる仕事です。
ですが、子供のとのコミュニケーションは民間企業でのコミュニケーションよりも親密すぎるがゆえに、コミュニケーションの質が変わってきてしまう、という主張です。
民間企業のコミュニケーションでは、腹の探り合いや忖度、交渉といったことがメインになるからです。
【教員の転職は難しい?】教員の転職のタイミングは限られているい
教員は一度担任を持つと年度途中で辞めることが難しいです。
それは、クラスを全て1人で見ているからで、担任が抜けると次に入る職員を探さなければなりません。
さらに、年度終わりの3月は、すでに就活が始まっているタイミングで、社会の流れと合づらいという事情もあります。
教員の転職のタイミングについて詳しく知りたい方は「あなたは教員をいつ退職する?【結論:辞めたい時が辞め時】」をご覧ください。
【教員の転職は難しい?】基本受け身
教育業界は「〇〇から学ばせていただく」という考え方が美徳とされるところがあります。
ですが、民間企業の考え方は「自分の価値を提供する」というスタンスです。
そういった民間企業の考え方からすると、教員の「学ばせていただく」という考え方は受け身だと言われています。
【教員の転職は難しい?】教員の転職は難しくない!
【教員の転職は難しい?】要は考え方次第
上記では、なぜ教員が転職が向いていないのかについてご紹介してきました。
しかし、すべて考え方次第、言い方次第です。
- 成果主義の考え方が身についていないから
- お客様に対する奉仕の精神がある
- コミュニケーションの質が違うから
- クライアントと密なコミュニケーションが可能
- 転職のタイミングが限られているから
- 次の就活の時期までゆっくり考える時間がある
- 基本受け身
- 謙虚で学ぶ意欲が素晴らしい
こんな感じです。もっと上手に言い換えることができる人もいると思います。
できない理由を探すよりもできる理由を探す方が生産的です。
【教員の転職は難しい?】結局は自分のやる気次第
転職ができるかできないかは、結局は自分のやる気次第です。
企業側が何を見ているかと言うと、あなたの教員という肩書ではなく、あなた自身です。
あなたが教員と言う経験から「何を学び」「どう行動して」「何を成し遂げたのか」そこが大切です。
もし「自分にはまだ何もない」と感じているのなら、今から作ればいいんです。
- 新しくプログラミング言語を覚えてみる
- クラウドソーシングでライティングの仕事をしてみる
- 語学留学に行く
- 簿記やFPの資格を取る
自分が心から「やりたい!」と思えることならなんでも良いんです。
むしろ、それくらいの気持ちがなければ、うまくいく転職も上手くいきませんよ。
【教員の転職は難しい?】実際に教員から転職した人はいっぱいいる
僕の周りだけでも、教員から転職に成功した人は大勢います。
- 28歳男性 高校英語教員
- → 趣味が高じてボルダリングのジムインストラクター
- 56歳女性 高校家庭科教員
- → 鬱で休職後、フリーランス独立、食事療法の専門家に
- 34歳男性 小学校教員
- → もっとお金が欲しいと証券会社へ転職
僕自身、小学校教員を退職後、金融機関を中心に転職活動をして2つの企業から内定を頂きました。
結局、「自分が本当にやりたいこととは違う」と思いなおし、今はフリーランスのブロガーとして働いています。
【教員の転職は難しい?】教員の転職を成功させるコツ
ここだけの話、転職を成功させるコツは4つだけです。
- 自分の棚卸をする
- 転職をする目的を明確にする
- 転職先の選定
- 転職エージェントを複数同時並行に使う ← ここ重要
詳しくは「元教員が教える!教師におすすめの転職サイト・転職エージェント」を見ていただければなと思います。
具体的な教員の転職先については「教員の転職先はどこ?おすすめの転職先と転職を成功させる秘訣」を見てください。
まとめ:教員の転職は難しい?【結論:難しくない】元教員が教える転職のコツ
上記を理解することで、教員の転職は難しいという不安が軽くなり、転職という自分の選択を前向きに考えられるようになります。
最後にもう一度復習しておきましょう!
- 教員の転職が難しいと言われるゆえん
- 成果主義の考え方が身についていない
- コミュニケーションの質が違う
- 教員の転職のタイミングは限られているい
- 基本受け身
- 教員の転職は難しくない!
- 要は考え方次第
- 結局は自分のやる気次第
- 実際に教員から転職した人はいっぱいいる
- 教員の転職を成功させるコツ
- 自分の棚卸をする
- 転職をする目的を明確にする
- 転職先の選定
- 転職エージェントを複数同時並行に使う
巷では教員の転職は難しいと言われたりしますが、全くそんな事はありません。
自分の挑戦したい気持ちや、やりたい気持ちを大切にしてください。
転職を成功させている人は大勢いますし、企業が見ているのは「あなた自身」です。
もし、教員の具体的な退職方法や流れについて知りたい方がいれば「小学校教員を辞めたい!事前に知っておくべきことと円満に辞める方法」をご覧ください。
※小学校を例として書かれていますが、他の校種でも流れや内容は同じです。
以上「教員の転職は難しい?【結論:難しくない】元教員が教える転職のコツ」でした!
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