不登校の原因を元不登校児で元教員が本気で考えた。【結論→環境】

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こんにちは、元不登校児かつ元教員のきりんです。

私は10年くらい?不登校をしていました。

幼稚園を単独脱走し、小学校にはほとんど通わず、中学校も中3の2学期からしぶしぶ行き始めました。

小学校では、先生にまさかの留年を勧められ、通い始めた中学校の定期テストでは5教科の合計が100点ありませんでした(笑)

そんな私が地方国公立の大学に進学し、大学院で教育心理学の修士号を取るまでになりました。

卒業後は小学校と特別支援の先生になり、今は独立してこうして記事を書いています。

だから安心してください。

何年不登校でも関係ありません。

生きる権利はありますし、幸せになることも十分可能です。

そしてそんな私が言います。

不登校の原因は90%環境にあります!

と、いうわけで記事のテーマ

元不登校で元教員が不登校の原因と対策について教える。
です!
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そもそも不登校とは

「そもそも不登校ってなに?」

「定義とかあるの?」

って感じの人もいると思うので、まずは不登校の基礎知識から考えていきたいと思います。

不登校の定義は文部科学省がきっちり定義しています。

以下が定義です。

「不登校児童生徒」とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を 除いたもの」

と定義しています。

まあ定義されていようが、されてなかろうが本人が困っていなければそれで良いんですけどね。

調査する時とかに必要なんですよ。

不登校の定義をまとめると

  • 年間30日以上欠席した者
  • 30日間の欠席理由が病気や経済的理由ではないこと

簡単にいうとこんな感じです。

でもそんな人結構いそうですよね、、、

そんなことない?

全国にどれだけいる?

というわけで次は、全国に何人の不登校の人がいるか見てみましょう!

文部科学省の調査によると、小・中学校における不登校児童生徒数は14万4031人

内訳は

  • 小学校  35032人 
  • 中学校 108999人

割合は

  • 小学生 184人に1人は不登校
  • 中学生 30人に1人は不登校

と言うことになります。

この数値を見ると不登校は珍しいことではないことがわかります。

小学校では学校に2人、中学校ではクラスに1人は不登校です。

しかも不登校は毎年増加傾向にあります。

不登校になる理由

不登校の知識もついたところで、本題に入りたいと思います。

答えを言ってしまうと、不登校になる理由はわかりません!

分からないというよりは、「『本人しか』わかりません!」

勉強についていけなくて不登校になった人もいれば、いじめで不登校になった人もいると思います。

複合的な人もいると思います。

人によってその理由は様々です。

私の場合は、初めは母親と離れるのが嫌で幼稚園を脱走して、そうしているうちに友達いなくて行けなくなって、さらに勉強にもついていけなくて、っていう悪循環でした。(笑)

でも重要なことは理由じゃない!

先ほども言いましたが、理由なんて本人しかわからないんです!

重要なことはその根本的な原因です!

仮に不登校になった理由がわかったとしましょう。

でもそれを解決したとしても、対処療法にしかなりません。

勉強がついていけずに不登校になって、勉強を教えたら学校に行けるようになった。でもしばらくしたらまた勉強についていけず不登校になる。

そういうことです。

では不登校の根本原因はなにか?

冒頭でも書きましたが、それは環境です。

学校や人、制度、家庭がその人の能力を発揮できる環境ではないだけです。

本当にこれだけ、

本人の悪い要素なんて一つもない、

断言できる、全部環境。

本人に根本的な原因を求めているうちは悪循環は繰り返されますよ。

不登校は社会不適合者? 不登校児童の未来

はっきり言います。

不登校者は社会不適合者ではありません。

何度も言いますが、環境が原因です。

環境を変えればいくらでも輝くことができます。

魚は水の中では自由ですが、陸では無力ですよね。

全く同じです。

不登校者にとって学校は魚の陸地と同じなんです。

「でも学校も行かないで、社会に出てやっていけるの?」

って不安になる方も多いと思います。

安心してください。大丈夫です。

一昔前なら、学歴がものをいう時代でした。「知識人=偉い」みたいな

でも今は情報の時代です。

徳川家康が何代将軍か分からなくても調べれば一発出てきますし、truantの意味が分からなくても翻訳してくれます。

今の時代、一個人が持つ知識やアイデアに価値はありません。

価値があるのは創造力です。

新しいものをつくり出す行動力と思考力。

なんでも無難にできる人間ではなく、一つのことしかできない尖った人間が求められています。

学校では尖った人間は生きていけません。

不登校の人はこれからの社会に必要な力を持った人です。

そんな人の未来が明るくないわけがないでしょ!

どうすれば良いか?

では状況を変えるためにはどうすれば良いか?

まずは、選択肢を知ることから始めましょう!

人は知っている物からしか選ぶことができません。

おそらく不登校の人や親の多くは選択肢が自宅か近くの学校くらいしかないと思います。

ですがそんなことはりません。

他にも、

  • 祖父母や親せきの家
  • 適応指導教室
  • オルタナティブ学校
  • 私立の学校
  • 学校へは行かず独立
  • 海外
  • 通信教育
  • フリースクール

簡単に思いつくだけでもこれだけあります。

大切なことは環境を変えるために行動すること、創造できるスキルを身に付けることです。

変えてみて合わなければ躊躇せず、どんどん変えましょう。

必ず輝ける場所があるはずです!

心からワクワクすることに挑戦しましょう!

まとめ

以上、元不登校で元教員が不登校の原因と対策につい教える、でした!

不登校になる理由は無限にありますが、その原因は環境のみです。

そして、「学校に行っていない」ということに捕らわれず自分が心からワクワクすることに挑戦しましょう!

学校がすべてではありません。

あくまで一つの選択肢です。

そして大人はそれを全力でサポートしてあげましょう。

それが大人にできる唯一のことです。

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